綾辻行人さんの『暗黒館の殺人 三』を読みました。
先日の『暗黒館の殺人 二』の続刊です。

暗黒館の殺人 二
綾辻行人さんの『暗黒館の殺人 二』を読みました。先日の『暗黒館の殺人 一』の続刊です。いや、いや、いや。「ようやく」と言うと不謹慎ですけど、ようやく1人殺されて、そしてもう1人殺されてしまいました。まだこれからも何人か殺されそうな雰囲気です...
3/4が終わった時点でもまだ鹿谷さんは出てこず、です。
だんだん何の本を読んでいるのかわからなくなってくるんですよね…。
と言っても、別におもしろくないわけではないんです。
おもしろいし、何と言うか不思議な怪しい魅力があって、どんどん惹き込まれていく感じではあるんですよね。
ただ、やっぱり何の本を読んでいるのか、わからなくなることがあります。
相変わらずコナンくんの記憶喪失も治らず、なんだかはっきりしない感じです。
…鹿屋さんは、本当に出てきてないんですよね…?
なんか、実はもうどっかに出てきてるとか…?
というか、今回の主人公である『中也くん』が誰なのかがまだ分かっていないので、そういう不安もあって何が何だかという感じです。
結局、第2の殺人も行われてしまいました。
玄児さんの怪しくも悲しい出生の秘密もわかってきてしまい、「なんだか呪われた一族だなぁ」と思っていたら…。
最後の最後であんなことに…。
まぁ、『小説に双子が出てきたらいろいろ疑え』というセオリーはあるものの、今回は『シャム双生児』という普通の双子とはちょっと異なる性質の子たちだっただけに、その原則を忘れてしまっていました。
最初に「ひょっとしたら…?」っと思ったといえば思ったんですが…、思ったことをもう忘れていたので(笑)。
この先どうすれば終息するんでしょうか?
あと1巻分でちゃんと終わるんでしょうか?
いろいろ心配ではあるんですけど…。
まぁ、私が心配したところで何ともならないんですけどね。
なんというか、すごい話ですね、本当に。
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