和田秀樹先生の『医者が教える50代からはじめる老けない人の「脳の習慣」』を読みました。
和田先生の本は『どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる』以来です。

安定の和田先生の本です。
やっぱり、いつも平易な言葉で語ってくれるのでとても分かりやすいですね。
この本は、以前発売された『一生ボケない脳をつくる77の習慣』という本から抜粋して作られたとのことらしいんですが、今回載っているのは75個でした。
…2個分、何が削られたのか、逆に非常に興味があるありますねー。
脳を老けさせないための習慣として、やはり一番最初に上がるのが『好奇心を持ち続けること』でした。
これは、いろんな本に書かれているので、まぁ納得ですね。
ただ、やっぱり長いこと普通に生活していると新しいはやっぱり少なくなってきます。
常に好奇心を保つということは、やっぱり大変なんでしょうね。
だからこそ、こういう本で真っ先に書かれることなんでしょう。
『40代・50代からもうすでにボケの素地が固まってきてしまう』とのことなので、前頭葉が刺激されるような『想定外』をたくさん経験できるように心がけていきたいなとは思うんですけど…。
まー、大抵の人はそうだとは思うんですが、やっぱり『想定外のこと』って苦手なんですよね…。
連想するものがおかしいかもしれないんですが、『お化け屋敷』とか本当に大嫌いなんですよね。
次に何か来るかわからないのって、本当にストレスでしかないんですよ。
でも、まぁそういうものではなく、例えば日常的にやっている仕事だったとしても『プラスアルファでいろいろ学び続ける』というのは工夫次第でできると思うので、そういうのは心がけていきたいなと思います。
中に書かれている『あえてムカつく本を選ぶ』という項目がおもしろかったです。
確かに、自分が好きな作家さん、好きなジャンルばっかり読んでると、偏ってしまうから良くないなとは思うんですけどねー。
その中に例えとして『週刊金曜日』という単語が書かれていました。
「なんだコレ?」と思って、よくよく考えてみたら「あ、なるほど『フライデー』か」と。
うちは『d マガジン』を契約しているので、ラインナップにあるから私もたまに読むんですけど。
まぁ、あれの内容がいいかは悪いかは別として、ああいういろんなジャンルを扱っている本を読むっていうのもいいんだな、とは思いました。
あとは、「わからないことは積極的に調べよう」と書いてあったんですけど、私はこのフレーズを読むといつも前の夫のことのことを思い出してしまうんですよね…。
彼と会話していて、わからない言葉があった時に私はすぐにネットで調べていたんです。
そうすると必ず「そうやってすぐ調べてー」って嫌味っぽく言ってきたんですよね…。
私は、それが本当に本当に嫌だったんです。
…まぁ、嫌だから離婚したんですけどね。
もちろん、それだけが理由ではないですが。
そして、これからもわからないことは調べますけどね。
「アウトプットが大事だ」というのは樺沢先生の『学びを結果に変えるアウトプット大全』など、いろんなところで書かれています。

よく見ることなのでだいぶわかってきていますし、これからもそれは心に留めておこうと思います。
その他、『愚痴を言わない習慣』とか『感情の老化を食い止める』とか、「そうだろうな」ということもたくさん書かれていて、改めて気づきになったなと思いました。
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