ネックピロー fuu

買ってよかった

先日、鬼怒川旅行に行ってきました。

鬼怒川温泉に行ってきました
夏休み前のある日、夫が急に「鬼怒川温泉に泊まりにいかない?」と誘ってくれました。夫は20年以上前、新卒で入社した会社で鬼怒川に社員旅行に行ったそうで、その時のホテルが良かったからまた泊まりに行こう、ということのようです。(なぜか)費用は夫が

栃木県の鬼怒川へは浅草からリバティで2時間だったんですが、まー最初は「2時間か…仙台より長いな…」と思ってしまいました。
(私の実家は仙台です)
私と夫と息子と娘、あとは夫の姪っ子の5人で行ったんですが、リバティは1列に席が2・2個の4個しかないので、私が1人見知らぬ人と座ることになっていたんですね。
そうすると、道中の楽しいおしゃべりも望めないな、と。
もちろん Audible で耳読の予定でしたが、多分寝ちゃうだろうなーと。
で、ネックピローを買うことにしました。

要件としては、

  • 濃いめの色
  • かさばらない

くらいだったんですが、いろいろ探しているうちにおもしろいものを見つけました。
それが、今回購入したマーナのネックピロー『fuu』でした。

畳んでいるときはめちゃくちゃ小さいんですよ。
で、自分で膨らませて好きな大きさ・硬さにできるタイプのネックピローです。
上の写真は畳んだときと膨らませたときをそれぞれ撮って貼り付けました。

一番の特徴は、そのふくらませる工程だと思います。
いわゆる、浮き輪とかのような小さな空気栓ではなく、空気を入れる口がガバっと開いているので「ふーーー」って息を吹き込んでふくらませることができるんですね。
通常の際のような空気栓だと、空気を入れるのがとても大変ですが、この『fuu』だと空気を注ぎ込む感じなので耳の下も全く痛くなりません。
膨らむのも比較的早いです。
慣れると「ふーーー」って3回くらいやるとパンパンに膨らみます。
適宜空気を足したり抜いたりして、自分の好きな硬さにし、口の部分をくるくる巻いて閉じれば使えるようになります。

しまうときも早いです。
浮き輪のような空気栓だと、指でつまんで一生懸命空気を排出する感じですが、この『fuu』では閉じた口の部分を開け、中の弁になっている部分を掴んで外に出してやると、空気が出せる状態になります。
で、あとは本体を押せば時間もかからずに空気が出ます。
…子どもとプールとかに遊びに行ったとき、浮き輪を作るのは比較的かんたんなんですが(肺活量にちょっと自信があるタイプです)、浮き輪をたたむのがめちゃくちゃ面倒で。
それとは違い、簡単に片付けられます。

自分で空気を入れて調節できるのが、思いの外良かったです。
電車の背もたれのように、背中から頭から全てカバーされちゃうような背もたれだと、ネックピローの首の後ろの部分の厚みの調節が難しいんですよね。
でも、空気を入れたり抜いたりすればそれっぽい硬さになるので、首の後ろの部分の厚みを薄くすることも簡単でした。

1つ想定外だったことは、耳の下が荒れてしまったことでした。
直径4cm くらいの輪っかのピアスを付けていったんですが、そのままネックピローをつけて寝ていたら、耳の下にピアスが押し当てられた状態が長く続いたので、その部分が荒れてしまったんです。
「なんでこんなところが荒れるんだろう…」と不思議だったんですが、ネックピローが原因でした。
まぁこれは、私が金属アレルギーなのと、大きなピアスを付けていたのが原因なので、この『fuu』が原因なわけでもないし、万人に共通するデメリットではありませんね…。
(ピアスのポストの部分はチタンでできているので荒れないんですが、本体の部分で荒れてしまいました)
同様の体質の方は、『ネックピロー』自体の使い方にご注意ください。

カバーは外して洗えるとのことです。
まだ洗ったことがないので、その辺の使い勝手はわかりません。
まぁ、洗えるのは助かりますよね。
衛生面で少し気になるのは、「ふーーー」とやって呼気を入れるので、その湿気とか匂いとかですかね。
ただ、それって浮き輪とかでもそうでしょうしねー。

持ち運びやすさと組み立てやすさと使い心地、すべてを叶えた素晴らしいアイディア商品だと思いました。
すごいですねー、こういう発想見習いたいなと思います。
まだ長く使っているわけではないので、耐久性とかその他長期使用で出てくる不具合なんかはわからない状態ですが、それでもこういうアイディアを出せる人間になりたいですね。
私はあんまり旅行しないタイプなので、使用頻度も多くならないとは思いますが、使えるときに使っていこうと思っています。

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