リチャード・テンプラーさんの『できる人の最強ルール101 The Rules of Everything』を読みました。
リチャード・テンプラーさんの本は初めてです。
著者のリチャードさんは今まで10冊の本を出していらっしゃるようで、その本からそれぞれ10個ずつルールを投票してもらって、その結果を載せている本でした。
一通り読み終えて一番心に残ったのは、ルール100『許す、そして忘れない』でしょうか。
私も今まで45年生きてきて、「こいつだけは許せない」っていうのが…まぁ2・3人はいます。
結局、その後その人たちに会ったわけでもないし、かといって恨むために何かをしているわけでもないんですよねー。
結局、自分の心の持ち様なんでしょうね。
まぁ、今私が幸せにしていることが、ある意味最大の復讐になっているかなと思います…思うようにしています。
そんなにひどく心を病んでるわけではないんですが、そんなにがんばって呪うこともないかなとは思います。
そんなことに使う自分の時間ももったいないですしね。
まぁ、なかなか難しいですけど。
それでいくと、やっぱり『許す、そして【 忘れない 】』というのが、まぁベターなんだろうな…と思いました。
本書には、『何個か気に入ったルールをピックアップしてそれを実行する、というのを繰り返すのがいい』と書いてありました。
やっぱり他の本によく書かれているようなルールも見られました。
例えばルール10『すでに昇進したかのように行動する』というのは、よく言われることではありますねー。
先にそのマインドになっておけば、結果が自然とついてくる、みたいな感じ。
一段階上の広い視点を持って行動しておけばいい、というようなことは、たまに書いてありますね。
それからおもしろかったのはルール20『家に帰る』。
私の夫は、結婚前は会社に住んでるような人だったんです。
なので、そのときにこのルールを教えてあげたかったなー。
他の本でも『家庭が不和だと仕事がうまくいかない』ということはよく書いてあるので、やっぱり家庭内が不和にならないように心がけるのが、仕事で力を発揮する原動力になるんでしょうね。
これは心に刻んでおきたいと思いました。
こういう本って、時をおいて再読したときにまた違った感じ方をすると思います。
なので、またいつか読んでみて、そのときに心に響いたものは何だったのかを確認したいと思いました。
当然できていることからぜんぜんできてなさそうなこと、はたまた疑問が出てきそうなことまでいろいろあったのがおもしろかったです。
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