『【推しの子】』の最終巻である16巻を読みました。
あ、アニメの2期も見たのに書いてなかったな…。
いや、2期もおもしろかったんですけど。
メルトくんのあのあたりがすごく好きだったので、アニメで見られてよかったです。
泣いたわ。
ちょっと前に本誌の方に最終話が掲載されて、なんだか話題になっていましたよね。
それが、「ぶん投げ」とか「中途半端」とか「雑」とか、結構なネガティブワードだったので、「一体どんな結末だったんだろう…」とビクビクしていました。
【推しの子】はアニメから入ってめちゃくちゃハマってしまったので、最後がそんな嫌な感じで終わるのは悲しいなー、と。
で、最終16巻が出たので買って読んだんですが…。
…え、めちゃくちゃ好みの終わり方だったのでびっくりしました。
ようやく『実父』と対峙して、いろいろ話して過去の映像も見せて、これで一瞬『ハッピーエンド』かと思いきや、もう一人ラスボスっぽいのがいて。
でもでも、本当はちゃんとラスボスがラスボスしてて…。
いやー、これはなかなかかき乱されますね!
私はゴロー先生が好きだったので(賢いメガネが大好き)、アクアの最期はやっぱり悲しかったですが、まーこれも仕方ないかなという感じはしました。
ただ、いつもゴロー先生(アクア)が嫌な役をやらされちゃってかわいそうだな、とは思いました。
でもねぇ…いや、やっぱりいいラストだったと思いました。
もちろん賛否両論あるだろうな…とは思いますが、私は好きです。
そりゃ、「みんな幸せ~」なラストがいいに決まっていますが、こういうのもなんか『ままならない現実』っぽくて好きなんですよね。
ただ、アクアに言いたいことは、結局誰が好きだったんだい! ってことですかねー。
いやー、めちゃくちゃモテ男くんでしたからね。
まー、そりゃ当然ですよね。
人生2周目だし、元医者だし。
でも、いろいり闇を抱えててまっすぐに歩いて行けなくて、辛い人生だっただろうなとは思います。
だからこそ誰か支えてくれる人と一緒にずっと歩いて行って欲しいなって思ってたんですけど…。
お葬式のときのかなちゃんはものすごく泣いていたし、他の人たちだってみんな本当に悲しかっただろうと思います。
それはやっぱりアクアくんの罪ですね。
まー、かわいそうですけど、まぁすっきりしないと言えばしないですけど、ある意味すっきりしたのかな、とも思います。
何回も書くんですが、これはこれで私は好きな終わり方でした。
やっぱりおもしろかったです。
まー、読み終えて言えることは、姫川愛梨がギルティだな…って。
そこがなかったら、こんな悲劇にはならなかったなと思うとちょっと悲しいです。
でもそれがなかったら何もかも始まってなかったかもしれないと思うと、複雑な気持ちだなー。
先日『はたらく細胞』を見に行ったんですが、そのときに【推しの子】の映画の予告編を見ました。
カミキヒカルが二宮くんだったのにびっくり!
ニノがニノじゃなくて…って混乱しそうですが、なかなかおもしろいキャスティングだなと思いました。
私は齋藤飛鳥ちゃんが好きなんですが、実写版【推しの子】は見ていなかったんです。
ですが、俄然興味が出てしまったので、プライムビデオ見てみようと思います。
兎にも角にも、【推しの子】おもしろかったです。
楽しませてもらいました、ありがとございました!
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